オープンキッチンとカウンターの設え

私たちの考え方

四季乃について

01

店の考え方

四季乃は、格式だけを積み上げる料亭ではなく、金沢の暮らしのなかで続けてきた味の感覚を、今の食卓に戻す店でありたいと考えています。

派手な演出よりも、食材の状態、出汁の温度、盛り付けの余白を大切にします。旅の一夜でも、顔合わせのような大切な席でも、同じ静けさでお迎えします。

四季乃ののれんがかかった玄関

02

加賀料理との関係

加賀料理には、季節を器に写し、客人をもてなす長い記憶があります。四季乃ではその型をそのまま再現するのではなく、出汁の取り方、野菜の扱い、甘みの抑え方といった「手の記憶」を借りて、いまの感覚で組み直しています。

伝統は飾るものではなく、日々の仕込みのなかに静かに残るものだと考えています。

加賀野菜を使った炊き合わせ

03

北陸の食材

北陸の漁場や畑、牧場と向き合い、近い産地から届くものを、その日の表情を見て決めます。遠くの珍しいものより、近くで熟したものを優先します。

地酒もまた食材のひとつです。料理の塩味や脂に合わせて、温度と器を選びます。

北陸の鮮魚のお造り

04

器と盛り付け

料理は、器のうえの景色でもあります。地元の作家ものや、使い込んだうつわを組み合わせ、色と高さ、余白のバランスを見ながら盛り付けます。

完成した瞬間の美しさだけでなく、箸を進めたあとの姿まで含めて、一皿の流れを考えています。

器と箸、ナプキンの設え

05

町家という空間

東山付近の静かな路地にある町家を改装しました。土壁、木、障子、坪庭——金沢の建築が持つ陰影を残しつつ、現代の食事に合う動線と座席に整えています。

外の賑わいから一歩入ると、時間の進み方が少しゆっくりになる。そんな場所でありたいと思います。

空間を見る
町家を改装した四季乃の玄関

06

料理長の姿勢

仕入れの朝に立ち、火と出汁のあいだで一日を組み立てる。派手な一皿より、次の一皿へ続く余韻を残すことを大切にしています。

お客様の好みや体調、席の目的に合わせて、無理のない範囲で調整します。完璧な演出よりも、その夜に合う正直な味を。

料理長 高岡 慎吾

金沢で修行を重ね、北陸の産地と作り手との関係を軸に四季乃を開きました。器を選ぶ時間も、仕込みの一部だと考えています。

カウンター越しに見える厨房の手元まわり

ご予約

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夜はコース予約を基本としております。昼の御膳・昼会席は当日席のみでもご案内できる場合があります。
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